国内企業として時価総額1位のトヨタが
同2位のSoftBankとの提携に乗り出した。その背景には、「勝ち上がりではなく生き残り」を賭けるーという、トヨタ側の危機感がある。既にGoogleと日産の提携が先行している。その他の条件を見ても、今回の提携の行く末は決して楽観できない。日本経済におけるトヨタの存在感の大きさを考えると、同社プラスSoftBank連合の敗北は、我が国自体の浮沈に関わる。果たしてー。SoftBank系列の出版社から本を出したばかりなのに縁起の悪いことを
言うのも気がひけるが。